こんにちは、院長の前田です。
最近は男性のニーズが増えています。
「美容男子」というより、「アンチエイジング男子」です。
美容医療を行うクリニックサイドの人間、スタッフと致しましては、クリニックを美容室のような感覚で気軽に利用してほしい、リラックスできる癒しの場でありたいと常に考えております。
美容皮膚科診療では、治療後、その足でお出かけできる、家族にばれないお手軽・お気軽な治療が人気ですから、実際にリピートして頂いている多くの方々が美容室やエステに近い感覚で通って頂けているものと思っております。
美容クリニックを利用する大半は女性です。
当クリニックも女性の割合がかなり高いですが、男性もリピートして頂いております。
リピート率という意味で言うと、男性のリピート率は驚異的です。
この男性の高いリピート率は、どこのクリニックに対しても当てはまる「美容クリニックあるある」現象の一つです。
私自身、美容室ではかかりつけ美容師にお任せしており、あっちこっちという様に色々試したりすることがありません。
女性も長く間、同じ人にカットをお願いしている人もいらっしゃると思いますが、気軽に色々なサロンへお試しで足を運んだりする方も多いのではと思います。
そもそも女性が多い美容室や美容クリニックの待合室は、どうにも居心地が悪く、早く用を済ませてその場から出たい、というのが男性の本心です。
中年以降の多くの男性(私もそうです)は、そのように感じているのではないでしょうか。
居心地はよくないですが、ヘアカットなど美容室に行く必要はありますので、縁もゆかりもないサロンで違和感を感じるより、かかりつけの所を早く見つけたいのです。
そのため、勇気を出して、あるいはご紹介で来院頂いた男性の患者様は浮気をせず、一途にクリニックにリピートしてくださる方が多いです。
とはいえ、最近は美容に気を付ける男性も増えていますので、感覚も変わってきているかもしれませんね。
多くの女性は美しくある為に、コンプレックスの解消やアンチエイジングまで幅広く治療に来ていただいています。
モデル・女優さんなど見た目が仕事に直結する方だけでなく、学生さんや主婦の方など仕事とは関係がない目的の方も多く存在します。
男性の場合には営業成績や社交のために、若々しく清潔に見られたい、エネルギッシュに見られたい、仕事上の社会性、人とのつながりの中の自分の見え方を意識している方が多いです。
もちろん、コンプレックスの解消のために訪れる男性もありますが、青年・壮年の多くの男性は前述のアンチエイジング目的で美容クリニックを利用されています。
男性は、女性ほど自分自身の顔を観察していませんので、わずかな変化では手応えを感じて頂けないことが多く、ボトックスやヒアルロン酸、シミレーザーなど大きな変化を生む治療を好みます。
腸内フローラ、糖質制限ダイエットなど、食事にも運動にも注意を払う男性が増えています。
そういった健康管理は、仕事に対するモチベーションを高く維持するためでもあり、自意識が向上すると、自ずと美意識も芽生え高くなっていきます。
きちんとアイロンがけされたスーツ、綺麗なワイシャツに身を包み、美容室で髪を整えるだけでなく、眉もカットしたり、爪もお手入れをしたり、美容クリニックを男性が利用するのも、あながち珍しいことではなく時代の流れに即したものだとも思えます。
「人は見た目が大事、人は見かけじゃない。」
色々な意見があると思います。
造形的に美しい俳優さんやモデルさんはただ存在しているだけで、周囲の目を釘付けにします。
芸術作品のような彼らの美しさというのは、単純な外見だけの要素ではないと思うのです。
瞳の奥に宿る自信満々な雰囲気、発言、そのオーラが、羨望を引き付ける存在感、美しさを紡ぎ出しているのだと思います。
けっして端正な見た目ではなくとも、強い自信、信念がオーラとなって雰囲気を作り出している人は本当に美しく見えます。
意識を高く持って健康や美容、そして仕事にも努力をしている、そういうマインドの強さ、自信が人を美しく輝かせて見せるのだと思います。
そういう自信を持つための一つの手段が「美容医療」だと思っています。
私自身も色々怠けてしまうことも多く、ビジネスも得意ではありませんが、バッチリ治療効果が出たり、スタッフが活き活きと働いていたり、喜びやお褒めの声を頂けたり、そういったことで少しづつ自信をもてるように、日々、美容医療とともに歩んでいます。
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