近年の美容医療の発展は目覚ましい！

こんにちは、院長の前田です。

例えば、『ただ寝ているだけで、ヤセることができるマシン』などと、以前は夢で語られていたような治療も現実に登場しています。

今回は、この急速に発展している美容医療の恩恵を最大限に「受けることができる人」と「受けられない人」の違いについてお話しします。

美容皮膚科と美容外科の差

これらの効果を十分に出せるかどうかは、皆様の考え方一つで、大きく変わるということです。

つまり、「美容皮膚科の治療効果を、最大限に発揮できる考え方」というのが存在するということです。

この「考え方」というのは、医師の考え方ではなく、治療を受ける側である皆様の気持ちの持ち方のことです。

美容外科は手術により劇的に変化します。

ダウンタイムと呼ばれる「腫れている期間」「仕事を休まなければいけない期間」は付き物ですが、ご希望によっては短期間で、大きな変化が可能です。

「夏休みを利用して学生さんが、二重まぶたの手術をする」

「お盆休みを利用して、会社員の方が脂肪吸引する」

なんてことはとても多いですね。

美容皮膚科に対しては、こういった美容外科のような「急激な変化」や「劇的な変化」を過度に期待する方には『美容皮膚科の力』を十分に感じることは難しいことが多いです。

例えば、「お顔のたるみ」という症状に対して、「１ヶ月後の娘の結婚式までに、20歳ぐらい若返りたい」というご要望がある方がいたとします。

このような「急激で劇的な変化」を過度に求める方には、美容皮膚科の治療は向いていません。

美容外科的なフェイスリフト手術を行うべきです。

「じゃあ、美容皮膚科なんて効果ないの？」

決してそんなことはありません。

美容皮膚科マシンの進歩もすばらしく、ものすごい効果を出せるようになっています。

美容皮膚科の治療を１度受けてみたけど、「こんなもんか」と美容外科の劇的な変化と比較した評価をしてしまい、２度目、３度目の治療を行わずに通院を止めてしまった人は、「美容皮膚科のすごさ」を実感する前に脱落してしまった人なのです。

美容皮膚科の情報も普及して、しっかりと通院して定期的に美容皮膚科の治療を受けていただいている方も多くなってきました。

中には、10年以上も美容皮膚科の治療を定期的に受けているという方さえいらっしゃいます。

このような方々は、「とても年相応に見えない」若々しさを共通してお持ちです。

我々、美容医療の専門家から見ても、明らかに「肌年齢が若い」「見た目年齢が若い」のです。

もちろん、不自然さは全くありません。

その違いは歴然です。

このように「美容皮膚科の治療をしっかりと続けると、とてもいい仕上がりになる！」という美容皮膚科の真の実力を、日々の診療で我々は目の当たりにしています。

しかし、はじめて美容皮膚科に来ていただいた方に、「これを続けていくと、しっかりと効果でますよ」とご案内しても、なかなか「じゃ、続けてみよう」とは普通はすぐに思っていただけないと思います。

現在では美容皮膚科マシンの性能が格段にアップしていて、「初回の１回でも効果を実感し始める」という機種も増えているので、「１回でこれだけ変化を感じるなら続けてみよう」と言っていただくことも多くなっています。

以前よりは「続けていただくきっかけ」をつかんで頂きやすくなったかと思いますが、まだまだ「続けてみようかな」と思っていただく環境を整えなければいけないと思っています。